くまあつブログ

Daily Archives: 2012年10月29日

離党届を提出いたしました

Filed under 熊田あつし

 消費増税法案の衆議院通過から4ヶ月余り。この間、多くの出来事がありました。
皆様にその都度ご報告すべきでございましたが、あまりにも思うところが多く、
自らの考えや今後の行動を整理しておりました。まず、私の行動からご報告いたします。

「私、熊田篤嗣は、本日10月29日をもって民主党を離党いたしました。」

 私にとって、消費増税法案の成立は、民主党が2009年の総選挙で皆様に訴えてきたことと、
全く異なる方向に舵をきった瞬間でした。政治・行政改革の象徴である衆院定数削減法案の
衆議院採決すら行われていないのに、負担増ばかりが先行していく。
私は、総理がどんなに消費増税の必要性を訴えようと、政治・行政改革先送りの免罪符には
ならないと考えました。

 しかし、この段階では離党ではなく、民主党内から党改革を行うことを目指し行動する
判断をしました。同じ志を持つ仲間と「真実の会(真の一体改革を実現する一期生の会)」を設立し、
私自身も福田衣里子代議士と共に代表世話人に就任させていただき、消費増税法案の見直し等を求めて
前原政調会長(当時)への申し入れを行う等の行動をしてまいりました。

 また、並行して9月の民主党代表選挙では、独自候補を擁立し党の理念を問い直す戦いを目指しました。
残念ながら、政調会長への申し入れは、「重く受け止め、幹事長と相談する」と言われたままになっております。
代表選挙は、野田総理への対立候補の一本化もままならない現実に直面しました。
自らの非力をお詫びすると同時に、忸怩たる思いを感じております。
また、代表選後の政策の継続性を考えれば、人事の継続性が大切だと考えます。
が、今回の内閣再々改造は、継続性を無視し、論功行賞と言われても仕方のない人事ではなかったのかと感じます。

 さらに、エネルギー問題をライフワークと捉えて活動してきた私にとって、
現政権の原発政策にも大いに疑問を感じます。
私は、福島原発事故の折、政府・東電統合事故対策本部にサポートメンバーとして加わり、
原発事故の過酷さを目の当たりにし、脱原発の必要性を痛感しました。

 しかし、現状は、福島原発対応への危機感の希薄さ、場当たり的ともとれる原発再稼働、
原子力村の影響を排除しきれいない規制委員長人事、見通しのきかない次世代エネルギー開発等々、
将来の世代に責任を持てない対応が続いています。

 このような多くの問題に直面し、解決の糸口をつかめないまま、民主党議員として臨時国会に臨むことは
できないと判断いたしました。私は、新党さきがけの候補者の下で政治の世界に入りました。
当時は、まさしく手作りの政治活動でしたが、厳しいながらも夢がありました。
今回の離党は、大変に厳しい選択であり、今後、茨の道を歩むことになりますが、自らの原点に立ち返り、
自分に恥じない政治活動を行うための行動です。

 第3極のあり方が様々に論じられておりますが、単なる選挙目当ての合従連衡ではなく、
理念に基づく「政界再編」こそ、間もなく行われる総選挙の大きなテーマにしていかなければなりません。
私は、そのために、当面の政治活動の全てを掲げる所存です。
何卒その思いをご理解いただき、今後とも厳しくご指導賜りますことをお願いいたしまして、
離党のご報告とさせていただきます。

熊田 篤嗣

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