くまあつブログ

沖縄訪問所感②

 今回は、公園・漁港・お店等々いろいろなところで、老若男女、できるだけ多くの方々に
お話しを聞かせていただきました。記事で読んだり、レクで聞いたりするのとは異なる声や空気が
伝わってきました。全てをご紹介することはできませんが、その中で印象に残ったものだけでも
お伝えしたいと思います。

 周囲を気にしながら小声で話してくれたお母さんは、「米軍には辛い思いもさせられてきた。
これまでも交通事故を起こしながら、米兵が基地に逃げ込みそのまま本国に帰っていく姿をたくさん
見てきた。決して納得はできない。しかし、雇用や借地でなりたつ地元経済を考えれば、
周りの人達が言っているように、普天間基地移転とは言えない。ただ、オスプレイの配備だけは反対です。」
と語っていました。このようなお声があることは知っていましたが、知人の方がやってくると同時に
口をつぐんでしまったその姿に、同じ地域に住みながら本音を語り合えない、複雑な地域模様が感じられた瞬間でした。

 井戸端会議をしているおじさん達からは、「米軍関係者が住んでいたところが返還されてきたりと、
徐々には戻ってきている。しかし、昨今の中国や、地域の経済を考えれば、基地がなくなってもらっては困る。
ただ、移転や縮小はお願いしたい。例えば、嘉手納は仕方ないが、普天間は返還して欲しい。
鳩山さんは頑張ったとは思うが、最後までやりきるのでなければ、このままそっとしておいて欲しかった。
その点が評価できない。」といった趣旨のお話しを聞かせていただきました。
基地を見晴らす場所で、戦闘機が爆音を轟かせながら飛んでいく下で聞いたという状況もあったせいか、
「そっとしておいて欲しかった」という一言に、ここでも基地に対する複雑な思いを感じました。
(沖縄訪問所感③へ続く)

熊田 篤嗣

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